NAM’s People
未来をうごかすNAMの人
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信頼に応えるために
一つひとつを積み上げる。
- Y.M
- 2017年入社。法学部政治学科卒業。大手を含む国内メーカーの営業を担当。開発品の新規受注活動や今後のプロジェクトに関するヒアリングと社内展開、試作や量産納入のフォローなどに携わっている。大学時代から合唱を楽しんでおり、社会に出てからも仲間とコンクールに出場するなどサークル活動を続けている。
- 営業部
入社動機
輝いている若手社員の姿に
魅力を感じたのがきっかけに。
将来の仕事を考えたとき、自分が何をやりたいのか、どんな仕事に向いているのかもわからなかった私は、まずは社会にどのような企業が存在しているのかを知るために業種業界を問わず、様々な会社を見ていくことにしました。
年間休日や給与、勤務地などの譲れない最低限の条件は付けながら検索していくと、巡り合ったのが当社。説明会で出会った年齢の近い若手社員が、主体性を持って活躍している姿が魅力的だったことから選考に進みました。条件面もしっかりと整っていましたし、学生の一人ひとりに向き合った真摯な姿勢で採用を行っている点にも安心感を覚えて入社を決めました。
現在の仕事内容
ベテランの上司に代わって大手企業を任される。
商用車(トラック)メーカー1社、乗用車メーカー2〜3社の合計3〜4社の国内メーカーの営業を担当しています。商用車はエアドライヤーやブレーキチャンバー、乗用車の場合はクラッチを提案するケースが多くなっています。長年の実績のあるNAMだけに既に多くの車両に導入していただいており、仕様変更や価格調整などに取り組むケースが多くなっています。もちろん弊社で開発した新規開発品も売り込みますし、将来的な提案のために、お客さまがどういうクルマを作りたいのか情報収集をしていくのも重要な役割です。
基本的にはルート営業となるだけに、同じお客さまと長い期間にわたってお付き合いさせていただいています。担当企業からは、前担当である技術部出身の上司を含め過去からの技術・営業部門の連携の取れた対応により絶大なる信頼を得ています。経験や知識の少ない私では上司・先輩方が積み重ねてきた信頼関係をいきなり超えることはできません。だからこそ一歩ずつ着実に信頼を得ていくしかないと覚悟を決め、こまめにコミュニケーションを取ったりしながら関係性を深めていこうとしています。
印象に残っている案件
長期間、提案した新技術がようやく形になる。
私が入社する以前からNAMでは複数の製品のグレードアップ版を開発していました。私も半年に1回ほどのペースでこれら製品のプレゼンテーションに関わってきましたが、なかなかお客さまからは好反応が返ってきていませんでした。
しかし数年後、初めてお客さまが「その技術を検討したい」と引き合いをしてくださって、今まさに採用される直前まで来ています。普段から地道に努力を重ね、諦めることなく提案を重ねていけばチャンスが広がるということがよくわかった一件となりました。もちろん上司を含めた過去の担当が、日頃から地道に信頼を獲得してくれたからこそ、新技術を受け入れてくださったのだと思います。
仕事のやりがい
仕事の成果を
街の中で感じることも。
自動車の部品は、受注が確定してから製品化されるまでには数年の時間がかかることがよくあります。その間、開発の条件や技術自体が変わってしまう事態も頻繁に発生しており、開発にかかる単価そのものもおのずと高くなっていきます。その調整は営業担当者が行わなくてはなりません。お客さまを説得できるだけの情報を集めた結果、当社の要求事項をしっかりと反映していただけたときなどは充実した思いに包まれます。
また、バスに乗っているとき、弊社製品のドライヤーの“プシュー”というパージ音が聞こえることがあります。空気を乾燥させて油や水を配管等に侵入するのを防ぐのがドライヤーの役割。自分の関わった製品が公道を走り、役に立っていると実感できるのは嬉しい瞬間です。
この会社で働く醍醐味
フットワークの軽さで大手に差をつける。
商用車のドライヤーやチャンバーの競合は国内では見当たらず、海外でも2社ほどが存在するくらい。小さな会社ながらもニッチな分野で強みを発揮しているのが当社の強みにほかなりません。その競合他社は大手企業だけに、中小企業である当社は小回りの利く提案やサービスで差別化を図っています。実際、車両仕様ごとに製品を微妙に変化させていくことも可能で、おかげでお客さまからは厚い信頼が得られています。
私もその中でしっかりと知識や関係性構築力を身に付けて、困ったときには真っ先に相談される人材になりたいですね。エンドユーザーの声をもとにした新製品開発なども、自分発信で行うチャンスもつかみたいと思っています。